超音波検査
人の耳では聞こえないほど高い周波数の音波を使って体の中を調べる検査です。体の外からプローブ(探触子)と呼ばれる5~10cmくらいの器械をあてて体の中を調べます。放射線被曝が無く、痛みもない検査です。非常に安全に行える検査ですので、妊婦健診でもよく使われています。
超音波検査でよくわかる臓器は肝臓、胆嚢、脾臓、膵臓、腎臓などの腹部臓器、子宮、卵巣、前立腺、膀胱などの骨盤臓器、甲状腺、乳房などの表在臓器、心臓、血管などの循環器、最近では消化管などにも使われておりほとんど体中の全ての臓器の検査に役立ちます。超音波が苦手とする臓器は肺や骨など音波の通過しにくい臓器です。