糖尿病チーム
糖尿病は慢性疾患であり、診断されたときから患者さんは糖尿病と共に生きていくことになります。
治療を行いながら生活をしていく患者さんに対して、わたしたちは疾患の理解のみならず、日常生活を含めて支援していくことが求められます。
糖尿病チームとは
糖尿病チームでは、
①糖尿病患者の療養支援
②安全で安心な糖尿病治療の提供
③糖尿病に関する知識の向上
を中心に、多職種が連携を図って取り組んでいます。
チームメンバー
メンバーは、医師、糖尿病療養指導士の資格をもつ看護師、管理栄養士、薬剤師です。
活動内容
テーマ | 内容 |
①糖尿病患者の療養支援 | 生活を営みながら治療を行う糖尿病患者さんをサポートできるよう療養指導やフットケアなどの療養支援を行っています。 また毎月チーム会を開催し、患者カンファレンスを通して、多職種が連携を図り、療養指導に役立てています。 |
②安全で安心な糖尿病治療の提供 | 医療安全と提携し、院内における糖尿病に関するヒヤリハット対策を行っています。そのひとつとして、各部署での血糖測定、インスリン注射実施状況をリンクナースがラウンドし、マニュアルに沿った手順が遵守できているかなどの指導をおこない、ヒヤリハット削減に取り組んでいます。 |
③糖尿病に関する知識の向上 | 医療職対象の院内研修会を企画、運営しています。糖尿病に関する基礎知識は基より、糖尿病合併症である心疾患や腎症、下肢壊疽など各分野の専門医が研修を通して、最新医療情報を提供することで、幅広い知識の向上に役立てています。 また、医療・介護関連施設研修会や出前講座など、院外対象の研修会も実施しています。 |
(写真)ラウンド/院内研修
地域の医療機関の皆さまへ
地域医療連携だより『糖尿病チーム』紹介/2023年1月号〈第27号〉
※掲載当時の内容です。