2024年3月
手術用顕微鏡KINEVO900外視鏡付き（Carl Zwiss社）を新たに導入

メリット
① ポイントロック機能（焦点をあわせたまま、観察角度を変更できる）
② ポジションメモリー機能（予めメモリーしていた場所へ、ボタン一つで戻すことができる）
③ ナビゲーションと連動し、狙った目標点や目標軸に自動で移動できる
④ 外視鏡アプローチ機能：顕微鏡から離れ、接眼レンズがないヘッズアップサージェリー（顕微鏡をのぞきこまず、モニターをみながら行う）も可能となり、術者の疲労が軽減
⑤ 3D4Kによる鮮明で立体的な画像
⑥ 術中血管観察モジュールにより、明瞭な血管の走行が確認できる
⑦ 術中腫瘍観察モジュールにより、腫瘍と周囲組織との境界がわかる

対象疾患：脳腫瘍摘出術、生検、脳内血腫除去術、脳膿瘍、脳動静脈奇形、脳動脈瘤クリッピング術、硬膜動静脈瘻、バイパス手術、脊椎手術 etc.

従来の顕微鏡ペンテロに加えて、高性能最新機器の新規導入により、手術の精度、安全性が上がりました。深部や小さな病変にもアプローチが可能で、手術時間の短縮にもつながると期待されます。

画像：カールツアイス社提供